しばらく前のことですが、上野の科学博物館に行きました。
元々特別展で興味があるとちょこちょこ行っていた(ダイオウイカも見ました)のですが、先日は常設展のみ。
それだけでもだいぶ見所があるんですよね。
好きな展示物は、なんと言っても恐竜。
大きい生き物って、それだけでなんだかわくわくします。
上に挙げたダイオウイカもそうですし、大きいマンボウ(大洗水族館)なんかもお気に入りでした。
昔はいた、でも今はいない。
それはなんでだろう?
どんな姿をしていたんだろう?
よく想像で、でっかい爬虫類みたいにされているけれども、実は羽毛があった説も最近見るし、本当はショッキングピンクな色だったかもしれない…とか、夢が広がります。
専門でよく調べたわけでもないので、そのあたりは「こうだったら面白いのに」と適当に想像します。
しかし、「人の体はこうやって進化したから云々」と、仕事で患者さんにお話している以上、「どんな必要性があってこうなったのか」ということはわりと考えます。
例えば恐竜の尻尾。
人間は尻尾の名残の骨があるだけですが、恐竜の尻尾はかなり大きい、長い。
これは前傾姿勢だから、バランスを保つために必要だったのかな、とか、
骨盤と大腿骨の付き方って恐竜も人間も似た感じなのね、とか、
上腕(肘と手首の間の部分)も人間と同じように、2本の骨で構成されているのね、とか、
明らかにこの仕事を始めてからの着眼点が変わった気がします(笑)。