先日友人からいただきました。
タイガーバーム、名前は有名ですね。
遥か昔、香港に旅行に行った時に買ったような記憶があります。
万能な印象がありつつ、なにに使えばいいの?とよくわからなくて、
その後は特に買い求めようと思ったことはなかったのですが。
現在は当時より色々な知識もありますし、軟膏やバームの類は大好き。
ということで、ありがたくいただき、空けてみると…赤い???
当時のおぼろげな記憶では、普通の白いクリーム状で、メンソールの強いものだったような。
あれ、赤いし固い???
なんかいい匂いもする?
私の記憶もいい加減なものだなあ。と思いつつ、タイガーバームについて調べてみました。
タイガーバームには赤いバージョンも存在するようです。
現在日本で流通しているものはあの龍角散が管理をし、配合も日本向けにしているようですが、
これはどうやら赤くないようです。たぶん赤いものは海外限定でしょう。
白いものと赤いものは成分も配合比率が違うらしく、簡単にまとめると
白:メンソール強め。ひんやり。
赤:メンソール弱め。温熱タイプ。
ということだそうです。
効能は色々。肩こりや筋肉痛などにいいそうです。
さすがに私は仕事上、全部施術で治しますので、アロマ効果兼ハンドクリームとしての使用になりそうです。
いい匂い、と思ったのはクローブ(丁子)の香りでした。
好き嫌いが分かれる香りのようですが、私は大好きなのでこれはヒットです。
シナモンも香ります。シナモン・クローブは体を温める作用があると言われている香辛料なので、
温熱タイプの由来はこのあたりなのでしょう。
基剤はパラフィンとワセリンのようです。
昔とあるメジャーなベビーオイル(ミネラルオイル・鉱物油)でかぶれたことのある私は、なんとなく今まで石油系を避けていたのですが、このタイガーバームを手に塗ってみるとすべすべで調子がいい。
で、今度は鉱物油について調べてみたところ、どうもミネラル系でかぶれる場合は、残っている不純物に原因がある可能性が高いと。
ミネラル系自体は精製度が高ければ安定している物質、と知ってはいたのですが、
ベビーオイル(ミネラルオイル)を敬遠するようになって以来、原因の追究まではしていませんでした。
今まで植物系のオイルばかりを使っていました。なんでも調べてみるものですね。
一般に植物系というと安全に聞こえますが、これも種類によってはアレルギー反応が出る可能性がありますので、一概に全肯定はできません。
今回調べたことによって、より肌に安全なものへの選択肢が増えてよかったです。