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整骨院のニュース

整骨院のニュース
2015年11月11日

少し前から、暴力団関連での整骨院不正受給の話がニュースになっていますね。
新聞などを読むと、どうも「暴力団絡みだから」話題になっているようですが、これは近い業態の話でもありますし、我々の業界でも問題視されている点でもあります。
また、患者さんから整骨院について質問を受けたりもしましたので、今回は整骨院のシステムについて、少しお話してみようかなと思います。

整骨院、私も修業時代に何店かまわったことはありますが、皆さん整骨院とはなにをする場所だと認識されているでしょう?
「安くマッサージを受けられるところ」という回答が、世間的にはとても多いと思います。
ごくたまに、「脱臼とか治すところ」という返答がありますが、こういう方は大抵、昔運動をしていたときに1度か2度、行ったことがある、という程度で、実際に馴染みのない方がほとんどです。

さて、安くマッサージを受けられる、これはどうしてかというと「保険が使える」からですね。
保険が使えるということはつまり、窓口負担は1~3割、それ以外の料金は保険の支払いから充てられているということです。
患者さんからすれば窓口負担は少ないし、院側からも窓口負担が少ない(通常のマッサージは10分千円くらいが相場?)という理由で人を呼びやすいし、とてもいいように思えます。

105151しかし実際には、柔道整復師(整骨院で必要とする国家資格)が使える保険の範囲は骨折や打撲、捻挫などの外傷由来の症状の緩和の場合に限りますし、正確にマッサージと銘うてるのは鍼灸あん摩マッサージ指圧師(国家資格)のみです。
ので、整骨院で例えば日々の腰痛や肩こりという症状を、保険適用で施術を受けることは本来はできません。
(上のアイキャッチ画像のように、捻挫を正しい位置に固定してテーピングとか、そうしたものは本職ですね)
それらの方は、「ここを怪我したということにしておくからね?」と、院から確認を取られたりしているケースが多いと思います。

柔道整復師の施術は医師の同意書を必要としないため、こうしたやり方をしている整骨院が大半だと思いますが(そして実際はマッサージ+実費の矯正)、これも厳しく言えば不正受給となります。
ごくたまに、整骨院がニュースになる場合は、強制わいせつ以外はほぼこの関連のニュースです。
※今話題のニュースで言われている「不正受給」は、実際に来院していなかったというものであり、上記の話とはまた別のものです。

個人的には、人の体の勉強も浅いままバキバキしている整体屋さんよりは、少なからず勉強をしてきている国家資格持ちの方が受ける側として信頼はできると思っているのですが、このシステムだけはどうにかならないものでしょうか…。

※整体業界は玉石混交ですので、上記は整体屋さんを一括りに否定するものではありません。
整体業界についてはいずれ別の記事で。

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