先日友人を治療していた時のことです。
友人は骨格自体が猫背になっていて、首と肩の境目(頚椎7番)あたりには段ができていました。
ただの姿勢による猫背とは違って、骨格自体が猫背(本人が直立しても背中が丸くなっている状態)は全身を少しづづ直さなければいけないため、時間がかかっていたのですが、最近になってやっとそれが解消し、首の段差も目立たなくなってきました。
姿勢改善も骨格からだと大がかりな体の工事になります。
たまに治療が終わった後に、その部分を本人に触って確認をしてもらうのですが、先日友人がその際に言った一言。
「ここに段差があるのがあたりまえだと思ってた」。
そう。
そうなんですよね。
自分が昔からそうだと、みんなそうなんだと思ってしまうのですよね。
私もかつては人の脚は誰でもО脚だと思っていましたし、誰でも毎日体が痛いものなんだと思っていました。(→院長挨拶参照)
本人曰く、昔からなので、みんなここには段差があると思っていたそうです。
また、その友人はこのあんず整体院の様々なイラスト(上や隣の画像など)を描いてくれている人で、元々趣味で色々な絵を描いているのですが、今までの人体図も「みんなここに段差を描いていた」とのこと。
そこに段差がある人は体の歪みが大きい人です。