記憶って、最近のことは覚えていて、昔のことは忘れる傾向にありますよね。
「そんな前のこと覚えてないよ」という言葉は、ほとんどの人が言ったことがあると思います。
でも、例えば10代の頃によく聞いていた歌は聞き返していない今でもすぐ歌えるのに、30代40代に聞き込んだ曲の歌詞は覚えてもすぐ忘れてしまう…など、「昔のものはずっと覚えているのに最近のものは忘れてしまう」ということも、ままあることだと思います。
これは何故なのでしょう?
という訳で、また師匠に聞いてみました。(クリックすると以前の記事に飛びます)
またしても「ちゃんと研究してる人を知らないし、考察だよ」という前置き付きで説明をしてくれました。
曰く、人間の記憶は電気信号であり(CDやDVDみたいなものですね)、記憶を焼き付けるレーザー(電気信号)が、若い頃の方が活発で、しっかりと情報が刻み込まれるのではないだろうか。
年齢を経てくると信号も若い頃よりは弱まるから、焼き付け方も昔よりは甘くなって、消えやすいのではないだろうか?
なるほど。言われてみればそうですね。
人間の脳や神経は、電気信号の集合体なのです。
上とは少し違う話ですが、使っていない部分が衰えるのは、信号の通り道が段々なくなってしまうからと言われています。漢字を書かない生活をしていると、書けなくなるのはこれですね。
脳はまだまだ未知のことが多い、研究が進んでいない分野ですが、腑に落ちる説明でスッキリしたので、プチ雑学(考察)の紹介でした。